バーに行ったときにウイスキーを頼むと「飲み方は?」と聞かれます。水割り?ハイボール?ロック?なんとなくいろんな飲み方があるのはわかるけど、どれを頼んだらいいのかわからない。なんてことがあると思います。そんな時に困らないようにそれぞれの良さと一緒にウイスキーの飲み方を5つ紹介していきます!
ストレート
ウイスキーはストレートで飲むものという認識は意外と強いかもしれません。常温で何も混ぜず、グラスに注いだまんまで楽しむのがストレートの飲み方です。ストレートではウイスキーの豊かな香りや味わいそのままに楽しむことができます。アイラモルトなどの特徴強いウイスキーをストレートで飲むと独特のピーティーな香りや、ソルティ感をより鮮明に楽しめるでしょう。
ボウモアはアイラの入り口と言われています。アイラらしいしおっけや、スモーキーさのバランスがよく、「アイラの女王」と呼ばれています。
オン・ザ・ロック
氷の入ったグラスにウイスキーを注いで飲むのがオン・ザ・ロックです。単に「ロック」とも呼ばれます。ロックを頼むときにバーで出される「丸氷」は実は日本が発祥とされています。本来の岩のような氷では、氷が解けた水によりウイスキーが薄くなってしまうのに対し、角を落としたまん丸の氷は解ける時間が遅くなり、お酒の温度を冷やしながら濃度はそのままに保ってくれます。現在では丸氷はインターネット通販などで工場生産されたものを見つけることもありますが、バーに行くとバーテンダーが一つ一つ手作業で丸氷を作っているところがほとんどです。氷のカットの仕方は丸だけでなく多様にあり、バーによってオリジナルカットの氷を使用しているところも珍しくありません。
ソーダ割(ハイボール)
日本人にとってなじみ深いハイボールですが、実はウイスキーカクテルの1種です。氷の入ったグラスにウイスキーを注ぎ2:8の割合になるように炭酸水を注ぐのが一般的なハイボールの作り方です。ライトな口当たりのブレンデッドモルトなどはハイボールで飲まれることが多いです。最初の一杯に冷たい炭酸割で乾いたのどを潤してから、ロックや、ストレートで飲む飲み方もあります。
最近ではホワイトホースのハイボールを居酒屋などで見かけます。ブレンデッドウイスキーには珍しく特徴的なアイラモルトを中心にブレンドし、スモーキーさと甘味がマッチした独特の味わいに仕上がっています。
水割り
水割りは食中にウイスキーを楽しみたいときや、初めてウイスキーを飲み始める人におすすめです。炭酸割のように刺激が少ない分ウイスキーの香りや味わいも楽しめ、逆にウイスキーを飲むのがきついと感じる人には味や香り、アルコールを抑えて飲むことができます。日本のウイスキーは比較的ライトな口当たりではありますが、水割りで飲むことによりさらにその飲みやすさを実感することができます。
ウイスキーカクテル
ハイボール以外にもウイスキーをベースとしたカクテルはいくつかあります。ここでは代表的なカクテルを3つ紹介します
マンハッタン
マンハッタンはニューヨーク発のカクテルです。カクテルの襄王と呼ばれ、ウイスキーにほかのお酒を混ぜて作る珍しいウイスキーで、ライまたはバーボンウイスキーとスイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズを混ぜて最後にピンに刺したチェリーを沈めます。味わいは甘口で、ほろ苦さも感じられます。

ミントジュレップ
ミントジュレップはおしゃれで、簡単に作れる爽快なウイスキーカクテルです。当初はコニャックかラムで作られていましたが、20世紀初頭からウイスキーでも作られるようになりました。使用するのはバーボンウイスキー。事前にミント、ガムシロップ、ビターズをグラスに入れ混ぜ、クラッシュドアイスをたっぷり入れてからウイスキーを注ぎます。ミントのさわやかさと、バーボンのふくよかな香りがマッチした非常に飲みやすいカクテルです。ミントを使ったカクテルではモヒートが有名ですが、ぜひこちらも試してみてください。

アイリッシュコーヒー
アイリッシュコーヒーはウイスキーにホットコーヒーを混ぜて作るあったかいカクテルです。誕生は1940年。アイルランド西部のシャノン空港は大西洋を横断する航空便の経由地でした。乗り継ぎを寒さに震えながら待つ乗客に、一人のバーテンダーがあったかいカクテルをふるまいます。これがアイリッシュコーヒーの始まりでした。シャノン空港にはこのことを記念した銅板が飾られています。
カップ一杯のホットコーヒーにアイリッシュウイスキー、砂糖、生クリームを加えて完成です。愛理酒ウイスキー以外でも作れるので寒い日に自宅でたしなみたいカクテルですね。
まとめ
バーに行くと、ウイスキーはストレートかロックでしか頼みずらいかもしれません。しかし、それぞれの飲み方にはちゃんと意味があり、ウイスキーを楽しむということに違いはありません。自分の好きな飲み方でおいしくウイスキーを飲むのが一番です。家でウイスキーカクテルを作ってみるのもよいかもしれません。

